葺き替え(ふきかえ)について
- 葺き替え(ふきかえ)について
- 「葺き替え」とは、屋根材や下地などを全面的に一新するリフォームのことを言います。既存の屋根をすべて撤去し、防水加工もし直して新しいものに取り替えるので、どのような屋根材でも対応でき、換気扇や天窓を追加することも可能です。建物の耐久性も大幅に向上します。

葺き替え(ふきかえ)が適している場合
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屋根材や下地がひどく劣化している場合
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屋根の寿命を30年程度延ばしたい場合
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より軽量な屋根材に葺き替えて耐震性を向上させたい場合
葺き替え(ふきかえ)の流れ
- 1.足場組み立て
- 屋根工事は高所での作業を伴うため、安全かつ適切な施工を行うためには足場の設置が不可欠です。また、下地材を貼る前には、表面を十分に洗浄し、棟板金を丁寧に撤去する必要があります。さらに、足場の設置は法令によって義務付けられているため、「足場を組まなくても工事可能で、費用を抑えられる」と提案する業者には、十分に注意を払う必要があります。

- 2.既存屋根の撤去
- 葺き替え工事とカバー工事の最も大きな違いは、既存屋根を撤去するかどうかにあります。葺き替え工事では、「屋根材」「ルーフィング」「棟板金や水切り板金などの役物」といった既存の屋根を構成する部材をすべて解体・撤去したうえで、新たな屋根材を施工いたします。

- 3.野地板増し張り
- 野地板とは、屋根材やルーフィングを固定するために使用される下地材のことです。既存の屋根を解体すると、この野地板の状態を直接確認することが可能になります。万が一、野地板や垂木に腐食や傷みが見つかった場合には、増し張りを行う前に適切な補修を施し、屋根全体の強度や耐久性を確保いたします。

- 4.ルーフィングの敷設
- ルーフィングは、屋根材に次ぐ「二次防水」の役割を果たします(一次防水は屋根材)。近年では、耐久性に優れた「改質アスファルトルーフィング」が主流となっており、その耐用年数はおよそ20年から30年程度とされています。

- 5.屋根材張り付け
- 葺き替え工事は、既存の屋根材を撤去して新たに施工するため、カバー工法のように荷重の制約が少なく、屋根材の選択肢が広がります。葺き替え工事で使用可能な屋根材には、「瓦」「スレート(軽量瓦)」「金属屋根」「アスファルトシングル」などがございます。特に、重量のある屋根材から軽量な屋根材へと葺き替えることで、建物への荷重負担が軽減され、耐震性の向上にも繋がります。

- 6.役物取り付け
- 役物には「水切り板金」「棟板金」「雪止め」があります。役物には雨水の侵入を防ぐ役割があり、しっかり雨仕舞(水が入らないように処置すること)されていることが大切です。

- 7.点検・お引渡し
- 足場の撤去後は、工事現場周辺の清掃を徹底して行い、工具や資材などの置き忘れがないかを入念に確認いたします。きれいで安全な状態で、お客様へお引き渡しさせていただきます。


